なお、訪問やメールカウンセリングをご利用いただいている皆様は今までどおりで全く影響はございません。
よろしくお願いします。
]]>企業のメンタルヘルスの主な取り組みとしては、メンタルヘルス講習会、職業性ストレス調査と職場環境改善、産業医や衛生管理者との面談などがあります。
メンタルヘルス講習会では、ストレスのメカニズム、自分のストレスへの気づき方や対処方法を行います。
メンタルヘルスは自分自身へのケアだけでなく、上司や同僚など身近な人が早期に気づきケアすることが重要ですので、上長向けに、部下のストレス状況の把握や対応方法についての講習も行います。
一昔前には、「心の病になる人は根性が足りない」などの誤った認識も多かったのですが、講習会を通じて正しい認識が形成されてきており、早期に対応されることで、未然に心の病を防止することに繋がってきています。
個人だけでは解決できない課題も、組織全体で取り組むことで改善に繋がっています。
医療機関などの専門家との連携や支援サービスなど、各々の企業に実態に沿った取り組みも行われています。
ただ、メンタルヘルス対策はそのために重要な取り組みですが、残念ながら消極的な企業もいまだ見受けられますが。
入社した会社がメンタルヘルス対策について取り組んでいるか、まず調べてみてはどうでしょうか。
メンタルヘルスは、一人ひとりが役割を理解し、ストレスやその原因となる問題に対処していくことが大切です。
まず第一歩として、過度なストレスがかかった時に、自分の体調にどのように現れてくるのか(下痢・不眠など)覚えておきましょう。
そして、どうすればそのストレスを発散できるかを考えておかれてはいかがでしょうか?
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現在の労働環境は、複雑な人間関係、業務量の増加、長時間労働、成果重視など複雑になっており、これがストレス等の大きな要因になっています。
平成19年度の統計では、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがあると答えた20代は55.4%でした。その内訳は、職場の人間関係、仕事の質、仕事への適性が上位3位を占めています。
過度なストレスが続くことで時として心の不調を引き起こし休職や離職される方もいます。
そのため企業では、皆さんが能力を充分に発揮し、仕事や職場で活躍してもらえるようメンタルヘルス対策に注力しています。
皆さんが能力を最大に発揮することが、企業の好業績や事業成長に繋がります。
最近はストレス調査を実施する企業が多くなっており、長時間労働など職場全体の問題点を洗い出すことに活用されているようです。
職場環境改善として他社の事例を参考にされる企業も多くなってきています。
◆皆さんは、「メンタルヘルス」という言葉に対して、どのような印象を持っていますか?
~~~記事引用~~~
抑うつなどの症状が続くうつ病の患者数(躁(そう)うつ病を含む)が、初めて100万人を超えたことが3日、厚生労働省が3年ごとに実施している患者調査でわかった。
長引く不況などが背景とみられる一方、新しい抗うつ薬の登場が患者増につながっていると指摘する声もある。
患者調査によると、うつ病が大半を占める「気分障害」の患者数は、1996年に43万3000人、99年は44万1000人とほぼ横ばいだったが、2002年調査から71万1000人と急増し、今回の08年調査では、104万1000人に達した。
10年足らずで2・4倍に急増していることについて、杏林大保健学部の田島治教授(精神科医)は、「うつ病の啓発が進み、軽症者の受診増も一因」と指摘する。
うつ病患者の増加は、新しいタイプの抗うつ薬が国内でも相次いで発売された時期と重なる。パナソニック健康保険組合予防医療部の冨高辰一郎部長(精神科医)は、「軽症のうつは自然に治るものも多い。しかし日本ではうつを早く発見し、薬を飲めば治るという流れが続いており、本来必要がない人までが、薬物治療を受けている面があるのではないか」と話す。
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このニュースをそのまま読むと、新しい抗うつ薬が病人を増やしているように感じた方も多いのではないでしょうか?誤解を与えやすい記事ですので解説をしておきます。
このニュースでいう新しい抗うつ薬とは一般的にSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を指します。SSRIは従来の薬に比べて副作用が少なく投薬しやすくなっています。
また、抗うつ薬は投薬をやめる時は要注意です。少しずつ量を減らしていき、やめた後も経過観察が必要です。そのため一度投薬すると長期化する傾向にあります。
以前は、副作用の多い薬しかなかったため投薬の弊害が大きく、軽症な方には投薬を控えカウンセリング対応が多く行われていました。しかし病院では患者に対応する時間が限られてしまうため、時間のかかるカウンセリングよりも投薬の方が数多くの患者さんを支援することができます。
SSRIが発売されたことで、心療内科や精神科で投薬しやすさから「カウンセリングによって改善できる軽症の方にも少量を投薬するため、投薬されている患者数が増加しているのではないか」というのが、この記事のポイントです。
後半で冨高部長が「軽症のうつは自然に治る。本来必要ない・・・」とコメントされています。「自然に」というのは「放っておいても」と言われているわけではなく、「カウンセリングで改善が可能な・・・」という意味かと思います。
カウンセリングと投薬のどちらが適切かはなかなか分かりません。カウンセラーは、皆様の症状に応じて適切な対応を考えています。我々も症状に応じて病院を紹介することもあります。
今後は今まで以上に、病院とカウンセラーが連携し役割分担していくことが必要になるでしょう。そして皆様とカウンセラーが一緒にご自身の症状に合わせた適切な治療を考えていただく必要があると考えています。
私の知人でも「抗うつ薬を飲むと病気が長期化する」と思っている方が多くいらっしゃいます。このような記事の表面部分を読み、誤った知識が形成されているのではないかと危惧します。
田島教授が「うつ病の啓発が進み・・・」とコメントされています。一般に心の病が理解される段階までようやく来たと思います。しかし、今回のように誤解を生みそうな記事も多く、これからも我々は啓蒙活動に努めていかなければならないと強く思う記事でした。
言い訳ですが、今回はカウンセラーがどのような仕事をしているかについて書いてみます。
主な仕事としては以下のようなものがあります。
皆さんから見えているのは1の面談やメールなどによるカウンセリングの部分がほとんどだと思います。
2番目は、我々カウンセラーはカウンセリングの後には必ず記録を残しています。どのような話をしたか、どういう状況であったか、雑談に近い些細なことまで記録していることもあります。記録を残しておくことは継続してカウンセリングをしていくためには重要です。カウンセリングの前にはこの記録を読み返し、必要に応じて資料や文献などの情報も頭に入れて望みます。この事前準備と事後整理は皆さんと面談している以上の時間をかけています。
またカウンセラーは、最新の心理学や臨床に関する知見を学ばなければなりません。これが3番目の内容です。色々な方の書籍・文献に目を通したり、または自らでテーマ研究を行ったりしております。少しでも知識や技術を身につけることが、皆さんによりよいカウンセリングを提供していくことに繋がるからです。
実は10~12月は学会シーズンにあたります。様々な学会が行われますので、我々としても研究・お勉強のためには最も重要なシーズンです。
ということで「書き込みが出来ていません」という言い訳でした。
でも、これくらい書くのであれば普通の記事を書き込めばよかったのに・・・と今更少し後悔したり(笑
落ち着けば、また色々と皆さんへの情報提供を行っていきます。
]]>]]>中小企業の経営者は厳しい環境の中、会社を経営されています。会社経営の問題から心の悩みを抱えておられる方が数多く相談に来られます。経営の問題も合わせて考えることで何でも相談できるパートナーとして支援しています。
MBA取得者、ビジネス系大学院修士や提携企業により経営に関する様々な支援を行わせていただきます。
仕入れ関係サイト
就職活動はうまくいく方は次々と複数の内定をもらいますが、一方でなかなか決まらない方もいます。
就職試験は面接がほとんどですから、面接の得意不得意が合否を分けるのでしょうか?
半分正解ですが、半分不正解だと思います。
面接では内容もよりも自信をもって面接官に話すことが基本と言われています。
皆さんがんばって準備して面接に望むと思いますが、面接では年上の方がずらっと並んでいて緊張してしまうものです。緊張して面接を受けた後には「失敗した・・・」と凹んで、また次の面接へ行くことになります。これでは自信がつきません。
一方、一度面接で成功すれば、自分(の面接)を評価してくれた企業がいうという自信がもてます。そうすると次回以降、前よりも自信を持って望むことができます。
つまり、得手不得手ではなく成功体験をもてるかどうかが、複数企業の内定をもらう人と、失敗し続ける人との差と思います。
「人前での緊張しないために」ということで、カウンセリングに来られる方もいます。対人恐怖ではないので、成功体験を獲得するのはちょっとしたきっかけだけです。
最後に採用面接の相談でよくお話しする内容を記しておきます。
いつも相談回数を重ねると、カウンセリングだけでなく面接指導や就職コンサルみたいな範囲まで発展してしまい、履歴書や自己PR文、経歴書のチェックまでしています。
その時にお話ししているのですが、面接で重要なのは「自分らしさを出しきること」です。
無理して模範的な面接を行っても面接官から見るとお手本どおりだと分かります。
企業は面接で受験者を落としたいと考えているわけではありません。自社に合う人を探しています。
ここでいう「合う」とは、仕事内容や企業風土に対して「合う」かどうかです。経験や人柄を見て「合う」人を探しているのですから、無理に作るのではなく「私はこんな人間です。御社に合いそうですか?」というくらいの気持ちで面接に臨めば、結果がついてくるでしょう。
リフレッシュのために美山に遊びに行ってきました。美山といえばかやぶきの家が残る山間の町です。実はあまり調べずにふらっと行ったのですが「古き良き田舎」という感じで居心地のよい町です。
まずは美山町観光協会でマップを入手。
隣にあるお店で早々に野菜を買い、いちじくジェラートを食べました。
次にかやぶきの里に移動。ぶらぶらと散策です。
里の中にカフェやパン屋さんなどもあり雰囲気いっぱいです。
昼食は「お食事処きたむら」でもりそば(¥800)を食べました。美山産のそば粉を使っている手打ちそばで、非常にコシがありおいしかったです。
次に美山町自然文化村へ行きました。
キレイな川で子供が泳いだり、バーベキューしたりと、アウトドア活動を楽しめる場所です。
私は初めてりんご狩をしました。600円/kgです。但し、園内では食べられません。時期によって違う品種が楽しめ、今は「つがる」の収穫時期でした。
初めはおじさんが同行してくれて、良いりんごの見極め方ともぎ方を教えてくれます。
入り口近くの木で勧められるままに1個もいでみました。なかなかの大きさ・重さで「こりゃ、すごい!」と驚きました。おじさん曰く「同じ大きさ3つで1kgかな」とのこと。たくさんあってもしょうがないので1kgを目標にあと2個取ろうと決めました。
奥に入っていきながら探していくと大きくて熟れたりんごがあり、もいでみると最初にとったりんごよりも大物、3つ目は更に大物。とにかく大きくておいしそうなりんごで、百貨店で一個売りしているりんごよりも大きかったです。結果的には3個で1.2kg。数日間は晩御飯のデザートはりんごです(笑
その後、大野ダムに移動。ハイキングコースは結構距離があったので、周囲を少し歩くだけにしましたが、景色もよく気候もよかったので気持ちよかったです。ダムでは貸しボートに乗って釣りをしている人もいました。
さらに・・・と思いましたが、歩きつかれてここでダウン。
観光協会に戻り、またしても黒豆ジェラートを食べて帰路に着きました。
ネットに載っているおすすめコースからすると半分程度こなしただけですが、充分に楽しくリフレッシュできるよいお出かけでした。
美山ナビ
http://www.miyamanavi.net/
美山町自然文化村
http://www.cans.zaq.ne.jp/m-kajika/
カウンセリングも心療内科も心の問題を扱う点では同じです。
心の問題を解決するには人間の「治ろうとする力」を引き出していくことが重要です。この力を引き出すためのスタンスや手段が少し違っています。
心療内科では薬を処方します。薬を使って「治ろうとする力」を引き出そうとします。
カウンセリングは対話を中心としたコミュニケーションによって「治ろうとする力」を引き出していきます。
簡単な例を出しますと、悩み事があって「眠れない」時に、一般の病院へ行くと睡眠薬を処方されたとします。(症状によって最適な薬を選択されますので睡眠薬とは限りません。)「眠れない」というのは不眠症状であって、不眠という病気ではありません。薬により体の症状を抑えたに過ぎません。薬を使っているうちに悩み事が解決すればOKですが、悩み事が改善されない場合は薬を続けることになります。つまり原因へ働きかけなければ本当に回復しません。
心療内科の場合は、より心の問題に対応した薬を処方して、症状を抑えながら自分を冷静に見つめる状態を作り「治ろうとする力」を引き出そうとします。薬のサポートにより原因に働きかけようとするわけです。
カウンセリングはコミュニケーションによって直接心や思考に働きかけて「治そうとする力」を引き出します。
カウンセリングと心療内科は相互に連携しています。
うつ病を例に出すと、うつ病はストレスなどを気づかない間に心に溜め込み、何かを引き金にうつ状態になります。うつ病は心療内科で薬をもらいながら治療を進めていけば治ります。重度の場合は薬の力を借りる方が効果的です。
でも、もし早いうちに心への働きかけが出来れば発症せずに済むかもしれません。この早期対応がカウンセリングの長所です。「気軽に相談ください」とはこの点です。
そしてカウンセラーはカウンセリングを続けるか、心療内科を紹介した方が適切か、相談者の状況を見ながら判断しています。
ちょっとしんどいな・・・と感じたら、まずはカウンセリングを受けてみてください。
]]> 2年間の恋愛を経て結婚。半年後に奥様が1年間限定で単身赴任されたため別居状態でした。月に2回程度は会われていたそうですが、この単身赴任中に奥様の浮気が発覚したので離婚したいということでご相談を受けました。
同居している時から奥様の奔放な性格に振り回され、「心身症」になっていたこともあり、浮気をきっかけに離婚を考えられていました。浮気の証拠としては、携帯電話のメールや密会写真など証拠も充分にありました。
不貞行為は「婚姻を継続しがたい重大な事由」にあたりますので、通常であれば離婚に向けて段階を踏んでいくケースです。しかし、お話ししている雰囲気に少し違和感を感じました。「心身症」が原因なのか別の理由があるのか判断がつきませんでした。そこで、離婚相談と並行してカウンセリング手法も取り入れ、相談者の本音を引き出すことに務めました。
最初は怒りのまま「離婚しかない」と思われていましたが、何度もお話ししているうちに、本当は奥様のことをとても大事に思われていることにご自身が気づかれました。結果的にご相談者は離婚を取り下げられました。
浮気を見つけたときには「悔しい」「裏切られた」という気持ちがあります。しかし離婚は今まで作ってきた夫婦関係を壊してしまうことですから、一時の感情のみに流されて判断すると取り返しのつかないことになります。
友人などへ相談されるケースが多いと思いますが、どうしても常識的な判断をされご本人の秘められた意思には気づかれずに助言されてしまいます。
本当に重要なのは当人同士の気持ちです。少し冷静になってご自身の気持ちを見つめてください。
]]> 「都内の刑法犯認知件数に占める万引きの割合は、2002年の3.5%から08年の8.4%と急拡大。摘発人数のうち高齢者の占める割合が7.3%から22.6%と急増している。」(時事通信社より)
高齢者が万引きをする犯行動機は「23.9%が「孤独」と回答。「生きがいがない」(8.3%)と回答しているとのこと。(時事通信社より)
核家族化が進んだこともあり、子供達とは別に住む高齢者が増加しています。
よく相談をいただきますが、夫婦ともに元気な間は「孤独感」を味わうこともないのですが、不幸にも一人になってしまった後が問題です。高齢者が新たに友人を作るのもハードルが高く、一人で我慢してがんばっておられる方がたくさんいらっしゃいます。
高齢者に限らず、孤独感や生きがいの無さに悩む方にもカウンセリングは有効です。
人間にとってコミュニケーションは重要です。一人で生活しているとコミュニケーションが失われていきます。カウンセラーと、じっくりと会話して、心に抑えている気持ちを吐露していただくと気持ちが軽くなります。カウンセリングを受けられた方は本当に穏やかな表情をして帰られます。
もし一人で「孤独」や「生きがいの無さ」に苦しんでおられる方は、ぜひご相談ください。
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